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資本市場の主な出来事
アジア市場 2014年7月~9月
2014年 9月
30日 人民元、ユーロとの直接交換取引が開始。米ドル、日本円、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンドに次ぐ。
25日 マレーシア三菱東京UFJ銀行、円建てスクーク(イスラム債)発行で25億円を調達。世界初の円建てスクーク、日系商業銀行として初のスクーク。
18日 中国の上海黄金(金)取引所国際板(黄金国際板)が正式に稼働。外国人投資家の人民元建て金、銀等貴金属取引へ参加を促進。中国は金の生産・輸入・消費で世界一。
16日 中国人民銀行、中国工商銀行をルクセンブルク人民元業務クリアリング銀行に指定。
 
  欧州三井住友銀行、イスラム開発銀行グループ傘下のイスラム投資・輸出保険機関(Islamic Corporation for the Insurance of Investment and Export Credit)との間でファイナンス組成の協働に関する覚書を締結。
 
  中国証監会、先物会社の革新・発展に関する意見(政策)を公布。デリバティブ商品の多様化、先物業界への民間・外国資本の参加を奨励。
15日 中国人民銀行、中国銀行をパリ人民元業務クリアリング銀行に指定。
11日 香港政府、10億米ドルのソブリン・スクーク(イスラム国債)を発行。トリプルAの格付けを付与された政府がイスラム金融市場で発行した初の米ドル建てソブリン・スクーク。
8日 マレーシア三菱東京UFJ銀行、イスラム開発銀行(Islamic Development Bank)グループ傘下のイスラム民間開発公社(Islamic Corporation for the Development of the Private Sector)と融資契約を締結。契約金額は1億米ドル。
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2014年 8月
31日 中国の全国人民代表大会(国会)常務委員会、「予算法」の修正を承認。「新予算法」では、地方政府による起債制度を整備、政府の資産・負債の公開も規定。
25日 シンガポール通貨監督庁、マレーシア証券委員会、タイ証券取引委員会、ASEAN集団投資スキーム・フレームワーク(ASEAN CIS Framework)を開始。
 
  中国人民銀行、スリランカ中央銀行と中国銀行間債券市場での代理投資契約を締結。
 
  中国の店頭市場(全国中小企業株式譲渡システム、通称「新三板」)で証券会社によるマーケットメイク方式が始動。
22日 中国証監会、「私募投資基金監督管理暫行弁法」を公布。内容は、(1)全ての私募ファンドに登録制を導入、(2)適格投資家制度の導入、(3)資金募集規則の明確化等。
21日 中国で初の民営大型投資集団、「中国民生投資」(略称:中民投)が設立。
10日 インド証券取引委員会、不動産投資信託及びインフラ投資信託に関する規則を認可。同国内で両投資信託の組成が可能に。
4日 フィリピンのムスリム・フィリピン人委員会、同国におけるイスラム金融の政策的枠組みを構築するため英国政府と提携。
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2014年 7月
21日 フィリピン・アキノ大統領、外国銀行に対する国内市場参入規制を撤廃する法案(共和国法10641号)に署名。外国銀行による100%出資の現地法人の設立や支店のフルバンキング業務が可能に。
17日 中国工商銀行、ソウル市場で初めて人民元と韓国ウォンの直接交換取引を開始。
15日 BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の新興5カ国、新開発銀行(New Development Bank)の設立を決定。本部は中国・上海に置く。途上国のインフラ整備等を支援。
11日 中国銀行、日本取引所グループと包括的な協力協定(MOU)を締結。オフショア人民元商品の開発・取引、人民元クリアリング、証券保管業務等の分野で協力。
10日 中国銀行、フランス・パリで人民元建て債券(凱旋債、Arc de Triomphe Bond)20億元を発行。
 
  マレーシアの国内大手銀行CIMBグループ、RHBキャピタル、マレーシア・ビルディング・ソサエティ(MBSB)、3行合併に向けた協議の開始につきバンク・ネガラ・マレーシア(中央銀行)より承認を取得。
7日 中国・李克強首相、独メルケル首相と会談、独にRQFII運用枠800億元を付与。
4日 中国人民銀行、交通銀行ソウル支店をソウル人民元業務クリアリング銀行に指定。
3日 中国人民銀行、韓国にRQFII(人民元建て適格外国機関投資家)運用枠800億元を付与。
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