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アジア市場 2022年7月~9月の出来事
2022年 7月
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4日
中国人民銀行と香港金融管理局(HKMA)など、中国本土と香港との間の「スワップコネクト」制度の実施を公告(開始日は6か月後)。第一段階では、外国投資家が本土の金利スワップを取引できる「北向通(ノースバウンド)」のみが認可される予定。
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16日
インドネシア中央銀行、インド準備銀行と相互連携に係る覚書に署名。決済サービスのデジタル革新、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の監督等の分野が対象。
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18日
上海証券取引所、初のポートフォリオ型CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の試験運用を開始すると公表。対象ポートフォリオは2種類で、同取引所での上場債券の発行体のうち、(1)全ての民間企業、(2)発行残高上位100社の非金融法人のCDS。
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19日
中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)、「保険販売行為管理弁法」の意見募集を実施。販売者の資格を4つのレベルを分けるなど、保険販売行為の規範化を図る。
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26日
シンガポール金融管理局(MAS)、グーグル・クラウドとアジアにおける気候関連FinTechソリューションの支援・拡大に資するプロジェクトを開始。金融セクターによる正確で高精度な気候データへのアクセスを推進することが目的。
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29日
中国人民銀行と銀保監会、「特定年金貯蓄商品」を合肥市、広州市、成都市、西安市、青島市の5都市で1年間の試験運用を開始すると公表(開始日は2022年11月20日)。同商品は、年金第三の柱である個人年金制度の運用商品の1つで、国有銀行4行が提供。
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中国のグリーンボンド標準委員会、「中国グリーンボンド原則」を公表。中国で発行するグリーンボンドの募集資金が全額、グリーン・プロジェクトに使われることを要求。
2022年 8月
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4日
MAS、同国初のグリーン国債の発行を公表。発行額は約24億シンガポールドル、利回りは3.04%、償還期間は現存するグリーン国債の中で最長となる約50年。
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5日
タイ中央銀行、リテール型中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証実験を開始することを公表。同実験は、技術及び設計の評価に係る研究開発が目的。
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6日
中国銀保監会、「保険資産管理会社管理規定」を公布。外資保険会社による国内の資産管理会社の持株比率の上限を撤廃し、国内外の株主の資格要件も統一化。
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10日
中国生態環境部や人民銀行など9部門、気候投融資の試験運用に参加する都市・地域のリストを公布。申告済の30都市・地域のうち、23都市・地域を認可。
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シンガポールのテマセク、ブラジルのボトランティムグループと共同で7億米ドル規模の投資ファンドの設立を公表。ブラジルの高成長企業等を対象とした投資を行う目的。
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26日
中国証券監督管理委員会(証監会)と米上場企業会計監視委員会(PCAOB)、越境会計監査協力協定に署名。証監会が監査資料を提供し、PCAOBが閲覧・調査を行うことで合意。米国市場に上場する中国企業の証券取引禁止への対応を図ったもの。
2022年 9月
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1日
マレーシアのメイバンク、サステナブル商品フレームワークを導入。同行の商品・サービスの分類方法等を提示。サステナブルファイナンスへの取り組みの一環。
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2日
北京証券取引所、「北京証券取引所融資融券(信用取引)細則」の意見募集を実施。取引方法等は上海・深証券取引所と同一。機関投資家による現金・株式の貸出は不可。
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8日
中国の方正証券、瑞信銀行(クレディ・スイス)に瑞信証券の株式49%を売却することに合意したと発表。証監会の認可を得れば、瑞信証券は3社目の外資独資証券会社に。
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9日
フィリピン中央銀行、キルギス共和国国立銀行と中央銀行業務の連携に係る覚書に署名したことを公表。情報交換、組織能力の向上、調査等の分野における連携を強化。
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12日
MAS、シンガポール取引所(SGX)と共同で、ESGenomeと呼ばれるESG開示ポータルを設立。企業のESG開示の効率化、投資家によるESGデータへのアクセス促進が目的。
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13日
シンガポールのDBS銀行、業種毎の脱炭素及びデータ収集目標を公表。貸出及び資本市場関連ビジネスにおける、電力、石油・ガス等の炭素集約度が高い9業種が対象。
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15日
MAS、金融サービス業界変革マップ2025を公表。シンガポールのアジアにおける国際金融センターとしての発展に向けた2025年までの成長戦略を提示。
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18日
MAS、インドのグジャラート国際金融技術都市の規制当局である国際金融サービス・センター局(IFSCA)とFinTechの規制分野の協力・提携に係る協定に署名。
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23日
シンガポールのDBS銀行、一定の資産規模以上の条件等を満たす富裕層投資家に暗号資産の取引サービスの提供を開始することを発表。同サービスの対象顧客を拡大へ。