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資本市場の主な出来事
欧州市場 2012年1月~3月
2012年 3月
30日 欧州議会、OTCデリバティブ規制法案を可決。清算義務と取引情報の報告義務の適用日は、2012年9月末までに欧州証券市場機構等によって策定される細則によって定められる。
26日 英国FSA、2012年度の活動計画を公表。2013年からの監督体制の見直しに先駆けて、FSA内部で2012年4月より監督モデルの変更を行う。
23日 欧州証券監督機構、議決権行使の助言会社に関するディスカッション・ペーパーを公表。
21日 欧州委員会、シャドー・バンキングに関するグリーンペーパーを公表。シャドー・バンキングに該当する可能性があるものとして、銀行のような規制を受けずに信用供与や保証、満期変換等を行う金融会社・証券エンティティ等を挙げる。
15日 証券監督者国際機構(IOSCO)、ETF規制に関するコンサルテーションを公表。ETFの分類・情報開示、販売などETF規制に関する15の原則を提案。
9日 ロンドン証券取引所グループ(LSE)、清算機関であるLCHクリアネットの過半数超の株式を取得することで合意。
 
ギリシャ政府、債務削減に際し、1,720億ユーロ分について投資家から同意を得たことを発表。
2日 格付会社Moody's、ギリシャの格付けをCaからデフォルト状態であるCへ引き下げ。
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2012年 2月
28日 欧州中央銀行、流動性供給オペの適格担保からギリシャ国債を一時的に除外することを発表。
27日 格付会社S&P、ギリシャの格付けをCCから選択的デフォルトであるSDへ引き下げ。
22日 格付会社フィッチ、ギリシャの格付けを投機的格付けであり、最低位であるCへ引き下げ。
17日 EFSF、ユーロ導入国の国債を購入する投資家への返済を一部保証する基金を設立すると発表。
10日 欧州連合理事会および欧州議会、OTCデリバティブ規制法案に関する連合理事会と欧州議会の調整が完了。
9日 欧州中央銀行、リファイナンスオペに係る担保の基準を緩和することを発表。一部の国については、銀行から受け入れる担保の範囲を拡大。
3日 欧州連合理事会、欧州安定メカニズム(ESM)の設立に関する条約にユーロ圏各国が調印。
1日 欧州委員会、ドイツ取引所とNYSEユーロネクストの合併計画を承認しないことを決定。同決定を受け、ドイツ証券取引所とNYSEユーロネクストは合併を断念。
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2012年 1月
30日 英国財務省、英国金融サービス機構の解体など新たな金融監督体制に関する法案を提出。2012年までに法案を成立させ、2013年初め頃に新たな監督体制に移行することが目標。
27日 格付会社フィッチ、イタリア、スペイン、ベルギー、キプロス、スロベニアの5カ国の格付けを引き下げ。
 
イタリア銀行大手ウニクレディト、総額75億ユーロの増資について、同日の募集締め切り時点で99.8%が応じたと発表。
23日 欧州連合、外相理事会で、イランの核開発疑惑に対する制裁措置として、イラン産原油の域内への輸出入禁止を正式に決定。7月1日より同措置を完全実施。
16日 格付会社S&P、欧州金融安定基金(EFSF)の格付けをAAAから1段階引き下げることを発表。
13日 格付会社S&P、ユーロ圏9カ国(フランス、オーストリア、マルタ、スロバキア、スロベニア、ポルトガル、イタリア、スペイン、キプロス)の格付けを引き下げ。
 
欧州証券監督機構、格付規制に関する年次報告書を公表。すべての登録格付会社のヒストリカルな格付パフォーマンスの情報を見ることができるレポジトリーを、2012年1月中に利用できるようにする。
10日 欧州銀行監督機構、オペレーショナルリスクの先進的計測手法(AMA)に関するガイドラインの改訂を提案。
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