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資本市場の主な出来事
欧州市場 2012年4月~6月
2012年 6月
27日 イタリアの銀行であるモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行、今後5年間で最大10億ユーロの増資を発表。
26日 バーゼル委員会、バーゼルIIIの下で、新たな銀行の自己資本の開示要件を定める「資本構成の開示要件」を公表。
20日 欧州議会において経済通貨委員会が格付規制法案を可決。仕組み商品に関して、格付会社を5年でローテーションさせることなどを求める。
 
  ドイツ銀行、グローバルなオルタナティブ資産運用ビジネスを担うRREEFの売却をめぐり、米グッゲンハイム・パートナーズとの独占交渉を行った結果、条件で合意に至らなかったことを発表。
17日 ギリシャの再選挙、財政緊縮派2党が議会の過半数を獲得。
14日 ムーディーズ、スペインの長期国債格付をA3からBaa3へ三段階引き下げたことを発表。
 
  英中央銀行、6カ月間の銀行向け緊急流動性供給措置を発動。毎月50億ポンド以上の資金を供給する。
7日 フィッチ、スペインの長期債務格付けをAからBBBへ三段階引き下げたことを発表。
6日 欧州委員会、EU域内共通の銀行救済と破綻処理に関する指令案を発表。銀行破綻に対応するため、各国が必要に応じて資金を融通し合う仕組みや、EUレベルでの銀行監督強化などを提案。
 
  欧州中央銀行(ECB)、金融機関向け資金供給措置を2013年1月まで継続することを発表。
5日 欧州委員会、欧州議会および欧州連合理事会に対する提案として、EU域内の銀行および投資会社の再生・破たん処理の枠組み、すなわち銀行等の破綻処理制度に関するEU指令案を公表。
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2012年 5月
31日 保険監督者国際機構(IAIS)、グローバルなシステム上重要な保険会社(G-SIIs)を特定するための評価手法に関する提案を初めて明らかにした。
25日 スペインの大手銀行バンキア、スペイン政府に190億ユーロの追加資金援助を要請することを発表。
22日 英銀大手バークレイズ、米資産運用会社のブラックロックの株式19.6%すべて売却する方針を発表。
9日 欧州金融安定ファシリティ(EFSE)、ギリシャに対し52億ユーロの融資を実施することで合意。このうち42億ユーロの融資は10日に実施。
6日 フランス大統領選決戦投票において社会党のフランソワ・オランド氏が勝利し、次期大統領となることが決定。
5日 S&P、ギリシャの長期信用格付けを選択的デフォルトを意味するSDからCCCへ引き上げ。
3日 バーゼル委員会、「トレーディング勘定の抜本的見直し」と題する市中協議文書を公表。銀行の自己資本規制におけるトレーディング勘定の資本賦課の枠組みを改定することが目的。
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2012年 4月
26日 S&P、スペインの長期ソブリン信用格付けをAからBBB+へ引き下げ。
25日 欧州委員会、2013年の予算案を公表。歳出総額は1,379億ユーロであり、前年比6.8%増となった。
23日 国際会計基準審議会(IASB)、米国財務会計基準審議会(FASB)とのコンバージェンスに関する進捗報告書を公表。
18日 英銀大手HSBC、同行にとって始めての中国人民元建て債(点心債)を発行。発行金額は20億元、発行期間は3年、表面金利は3%。
17日 国際通貨基金(IMF)、欧州債務危機の資金基盤強化のため、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンの北欧3カ国が263億ドルの拠出を行うことを公表。
9日 国際金融協会(IIF)、欧州に対し、より規模の大きい域内救済基金に加え、ギリシャ、アイルランドなどの資金不足を補う取り組みが必要であるとの見解を示す。
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