≪2015年1月～3月≫

2015年 3月

30日	BOE、次回ストレステストのシナリオを公表。新興市場を中心とした海外の経済減速をリスク・ファクターとする。対象は大手銀行とビルディング・ソサイエティ7社。
27日	RBS、プライベート・バンキング子会社クーツの英国外部門クーツ・インターナショナルについて、スイスのユニオン・バンケール・プリヴェへの売却に合意。
26日	RBS、米シチズンズ・フィナンシャル・グループ株式を最大28.4％売却することを発表。保有比率を最大41.9％まで引き下げ。2016年末までに完全売却予定。
18日	英財務省、2015年度予算を公表。銀行税を0.156％から0.21％に引き上げ。ISAについては、15,240ポンドへの限度額引き上げと住宅購入支援に向けたISA導入等の改正。また、終身年金のセカンダリー市場の設立も盛り込まれた。
4日	欧州銀行機構（EBA）、健全な報酬ポリシーに関するガイドライン案を公表。銀行規制のかからない銀行子会社への適用も提案。
	欧州裁判所、セントラル・カウンターパーティ（CCP）の所在地に関する英国・ECB間の訴訟について判決。ECBにCCPの所在地を決定する権限はないと判示。
2日	英労働・年金省（DWP）とFCA、職域年金におけるトランザクション・コストの開示について、根拠に基づく情報提供の照会（Call for Evidence）を実施。トランザクション・コストの中身、必要性、報告方法など具体的項目に関する情報を募集。

2015年 2月

27日	ロイズ・バンキング・グループ、6年ぶりとなる配当再開を発表。
26日	RBS、決算発表にて、25ヵ国で展開する投資銀行部門の大幅縮小、ボーナス・プールの削減、リスク性資産の削減など、追加リストラ策を発表。
	欧州議会の経済通貨委員会（ECON）、MMF規則案を可決。基準価額を固定するMMFを一部容認。
20日	ユーロ圏財務相会合、ギリシャへの4ヶ月の金融支援延長で暫定合意。
19日	FCA、ホールセール市場の競争環境に関する調査報告書を公表。サービスのバンドリング等により競争が阻害されているとの事実認定を提示。
	FCA、売買執行手数料に関するディスカッション・ペーパーへのフィードバック・ステートメントを公表。ESMAの技術的助言への支持を表明。
	UBS、その他ティア1のココボンド（米ドル建ておよびユーロ建て）を発行。
18日	欧州委員会、資本市場同盟に関するグリーンペーパーを公表。市場型金融の強化を目的とする。
	スイス連邦参事会、国内のシステム上重要な銀行に対して世界最高水準の自己資本比率とレバレッジ比率を課すことを公表。
17日	スペインのカイシャバンク、ポルトガル第3位行BPIに対する公開買付を発表。BPI大株主の意向により、ポルトガルのミレニアムBCPと合併する選択肢も報じられている。
14日	英歳入関税庁（HMRC）、HSBCのスイス拠点の課税逃れ幇助問題の概要を公表。
12日	スウェーデンのリクスバンク、マイナス0.1％の政策金利を導入。
5日	ロンドン証券取引所、2014年6月に買収したラッセル・インベストメンツの運用部門について売却することを公表。
4日	欧州証券市場機構（ESMA）、清算義務の対象デリバティブからノン・デリバラブル・フォワードを当面外すこととするフィードバック・ステートメントを公表。

2015年 1月

27日	英送電会社ナショナル・グリッド、英金融行為規制機構（FCA）の規則変更を受け、四半期決算の廃止を発表。
	ユーロ圏10ヶ国財務相、金融取引税に関する共同声明を公表。広範な金融商品に対し低率に課税する方針を打ち出す。
25日	ギリシャ、急進左派連合SYRZAが議会第1党に。
22日	欧州中央銀行（ECB）、量的緩和策の拡大を発表。ユーロ圏のソブリン債を対象に追加。買付額は月額600億ユーロ。
20日	イタリア政府、準協同組合組織のポポラーレ銀行各行のガバナンスに関する政令公布。
15日	スイス国立銀行、対ユーロの為替レート1.2スイスフランの上限撤廃を公表。スイスフランは対ユーロで急騰。
9日	スペインのバンコ・サンタンデール、7.5億ユーロの資本増強を発表。