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資本市場の主な出来事
欧州市場 2015年7月~9月
2015年 9月
30日 欧州委員会、資本市場同盟のアクションプランを公表。EU資本市場の活性化を通じた複線的金融システムの構築を狙ったもの。
28日 ESMA、第2次金融市場指令(MifidII)の最終技術的基準案採択。内容は非エクイティ性商品に係る透明性要件等。今後欧州委員会、欧州連合理事会、欧州議会の承認手続き。
27日 スペイン・カタルーニャ州議会、独立賛成派が過半数を獲得。
24日 スイス国民議会(下院)、レバレッジ比率や自己勘定取引のリングフェンス等の規定からなる、銀行のプルーデンス規制に関する法案を可決。
21日 英オズボーン財務相と中国の馬凱副首相、第7回中英経済財政金融対話でロンドン証券取引所と上海証券取引所の連携に向け、フィージビリティ・スタディの開始を発表。
20日 ギリシャ、総選挙で与党・急進左派連合が145議席を獲得し勝利。連立で過半数を獲得。
 
  独フォルクスワーゲン、排ガス試験不正問題に係る米連邦取引員会の捜査へ協力する声明発表。独DAXは約3.4%、仏CAC40指数は約3.42%、同社株式は2日で約28.6%の下落。
7日 Bats Chi-X Europe、2015年10月よりブロック・トレード向けオークションの導入を発表。大手機関投資家の要望を受けたもの。ロンドン証券取引所も2014年に導入。
3日 ECBマリオ・ドラギ総裁、インフレ目標達成に向けあらゆる手段を使うと発言。必要に応じて資産買取プログラムを16年9月以降継続する可能性にも言及。
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2015年 8月
25日 欧州資本市場協会(AFME)と英資産運用業協会、ブロック・トレードによるマーケット・インパクトの予測可能性向上に関する行為規範で合意。
20日 ギリシャのチプラス首相、辞任を公表。総選挙実施による政権基盤の強化を企図。
19日 欧州安定メカニズム、ギリシャに対する最大860億ユーロの新たな金融支援を承認。
13日 ESMA、EMIR見直しに関し、フロント・ローディング撤廃等を内容とする報告書公表。
11日 サウジアラビア財務省、2007年以来8年ぶり国債発行。5年債、7年債、10年債の3種類。
6日 欧州委員会、市場インフラ規則(EMIR)に基づく金利デリバティブの清算義務に関する委任立法を採択。
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2015年 7月
30日 ドイツ銀行、第2四半期決算にて、コスト引き下げ、バランスシート縮小等に言及。
 
  欧州証券市場機構(ESMA)、オルタナティブ投資ファンド・マネージャー指令(AIFMD)における第3国の同等性評価に関する欧州委員会への助言公表。米国、香港、シンガポールに関しては結論に至らず。
23日 バーゼル銀行監督委員会・証券監督者国際機構(IOSCO)、シンプルで透明性があり比較可能な(STC)証券化基準に関する最終報告書を公表。
21日 英オズボーン財務相、2015年秋にBOE改革法案を議会に提出することを公表。健全性監督機構(PRA)のBOE内部組織化や、健全性監督委員会(PRC)の創設等を内容とする。
17日 英金融行為監督機構(FCA)、2015年9月のマーティン・ウィートレーCEO退任を公表。オズボーン財務相が任期を延長しない意向を示したことを受け、任期満了前に退任。
14日 ギリシャ、約116億円の20年物円建て債を期日通り償還。20日には、資本規制の一環として6月29日から休業していた銀行が3週間ぶりに営業再開。証券取引所は8月3日に再開。
13日 ユーロ圏、緊急首脳会議でギリシャへの金融支援再開に関し、税制改革法案可決等を条件に合意。3年820億ユーロ超の支援を計画。ギリシャ議会は16日、同法案可決。
8日 英オズボーン財務相、夏季補正予算を発表。銀行税を段階的に引下げ、英銀の課税対象を国内バランスシートに限定する一方、新たに8%の利益課税を導入。
 
  バークレイズ取締役会、アントニー・ジェンキンスCEOを解任。暫定的にジョン・マクファーレン会長がCEOを兼任。
7日 欧州銀行機構(EBA)、シンプルで標準化され透明性の高い(SST)証券化の資本賦課に関する報告書を公表。適格証券化をSTTの要件、組入債権の信用力の2段階で評価。
5日 ギリシャ、ユーロ圏が求める財政緊縮策の賛否を問う国民投票を実施、反対が61.31%に。6月末のIMFへの不払いについて、格付機関はデフォルト認定せず。
2日 スウェーデン中央銀行、マイナス0.25%からマイナス0.35%へ政策金利の引下げを発表。450億クローナ(約6,500億円)の追加国債買入も決定。
1日 コメルツ銀行、合計約29億ユーロの商業用不動産ローン・ポートフォリオを売却。これにより、1億500万ユーロの所要自己資本の削減を見込む。
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