≪2000年10月～12月≫

2000年 12月

12/20	ロイターズ・グループ、同社の運営するECNインスティネットが開設を予定していた個人投資家向けサイト Instinet.comの中止を発表。
12/17	米生命保険プルデンシャル、2001年2月までに株式会社化の申請を行うと発表。
12/8	NYSE、スタンダード&プアーズ社と共同で開発したグローバル株価指数に連動した上場インデックス投信「ｉシェアズ・S&Pグローバル100」の取引を開始。
12/6	米財務会計基準審議会（FASB）、1999年9月に発表した企業の合併・買収に関する会計処理方法の一部修正案を提出。のれん代の償却義務を廃止し、業績の悪化等でのれん代の価値が減った場合に評価損を費用として計上するという内容。
12/5	米投資銀行メリルリンチと英銀行グループのHSBC、カナダにネット銀行を設立。
12/4	シカゴ商品取引所（CBT）、米連邦住宅抵当金庫（ファニー・メイ）と米連邦住宅金融抵当金庫（フレディー・マック）の発行する30年モーゲージ証券の先物・オプション取引を2001年初めに導入することを発表。
12/1	司法省反トラスト局、ゴールドマン・サックス、メリル・リンチ等が共同運営する債券・為替のオンライン取引システムが、競争を制限している疑いで調査。

2000年 11月

11/30	シティグループ、消費者金融会社アソシエイツ・ファースト・キャピタルの買収を完了。シティグループの消費者金融部門シティ・ファイナンシャルに統合する予定。
11/29	連邦預金保険公社（FDIC）、金融機関による業務の外部委託に関して「テクノロジー・サービス・アウトソーシングに関連したリスク管理ガイダンス」を発表。
11/23	オランダ大手金融機関ABNアムロ、ナショナル・オーストラリア銀行からミシガン州の地銀ミシガン・ナショナル・コーポレーションを27億ドルで買収することを発表。
11/21	ナスダック・カナダ、ケベック州を基盤にカナダのモントリオールで取引を開始。
11/17	ニューヨーク・マーカンタイル取引所（NYMEX）、株式会社に移行。
11/15	SEC、監査法人の独立性を確保するために、監査法人が経営コンサルティングなど非監査業務を行った場合の情報開示を強化する新たな規則を決定。
11/13	シカゴ・マーカンタイル取引所（CME）、米国の主要取引所で初めて株式会社化。
11/2	カリフォルニア州の大手地銀コメリカ、ロサンゼルスを本拠とするインペリアル・バンコープを12億ドルで買収することで合意。

2000年 10月

10/31	米総合金融サービス大手のシティグループ、インターネット上の個人間送金サービスを開始。アメリカン・オンラインの会員に同サービスを提供。
10/25	全米第6位の投信運用会社フランクリン・リソーシーズ、富裕層を主要顧客とする資産運用会社フィデュシャリー・トラスト・インターナショナルを8.25億ドルで買収することを発表。
10/23	SEC、選択的情報開示を禁じる新規則、レギュレーションFDの適用を開始。
	チェース・マンハッタン、シティグループ等の大手金融機関50社、ロイターと共同で外国為替の電子市場「アトリアックス」を設立することを発表。
10/19	米国下院、個別株先物取引を認める「商品先物近代化法案」を可決。
10/12	ドイツ銀行、米国オンライン・ブローカーのNDBを約8億ドルで買収することで合意。
	NASD、非公開株式の流通市場「OTCブルテン・ボード」の売買の迅速化を図るため自動売買執行システムを開発することを決定。
10/10	電子売買システム開発運営会社のオプティマーク、ナスダックと新取引システム「スーパーモンタージュ」の開発で提携すると発表。
10/4	米銀総資産第15位のファースター・コープ、同10位のUSバンコープを約210億ドルで買収することを発表。新銀行名はUSバンコープで、全米9位となる。
10/2	米銀総資産第8位の銀行フリート・ボストン、ニュージャージー州で最大のシェアを持つサミット・バンコープを約70億ドルで買収することを発表。