≪2004年7月～9月≫

2004年 9月

9/27	ファニーメイ、OFHEOと資本準備金の引き上げなどで合意したと発表。
	SEC、企業の開示書類の付属資料としてXBRL技術を利用した財務データを自主的に提出するプログラムを2004年末より開始することを提案。
9/22	米連邦住宅公社監察局（OFHEO）、ファニーメイの不正会計を指摘する調査報告を発表。
9/14	チャールズ・シュワブ、投資信託の不正販売の疑いをめぐりSECと和解。
9/13	ピムコの関係会社、投資信託の販売に関する違反の疑いをめぐり5000万ドルの和解金とコンプライアンス体制の強化でSECと合意。
9/8	プライベートエクイティ投資会社のべイン・キャピタル、ベライゾン・コミュニケーションズのカナダにおける電話番号案内ビジネスを15.4億ドルで買収することに合意。
	クレディスイス・ファーストボストンの元インベストメントバンカーのクアトローン氏に対し、IPO株式の不当な割り当て問題に関する調査妨害で18ヶ月の禁固刑の判決。
9/2	ウェルズ・ファーゴ、ファースト・コミュニティ・キャピタルを買収すると発表。
	SEC、投資会社が証券会社への取引発注をもって当該証券会社によるファンドの販売に報いること（ディレクテッド・ブローカレッジ）を禁止する最終規則を公表。

2004年 8月

8/31	チャールズ・シュワブ、傘下のシュワブ・サウンドビュー・キャピタル・マーケッツをUBSに現金2.65億ドルで売却することを発表。
8/26	ドイチェバンク・セキュリティーズとトーマスワイゼルパートナーズ、アナリストの独立性が歪められていた疑いの件でSECと和解。
	公開企業会計監督委員会（PCAOB）、4大会計事務所に関する報告書を公表。
8/24	モーニングスター、投資信託の受託者格付け（Fiduciary Grade）を開始。
	シティグループ、ファースト・アメリカン・バンクを買収すると発表。
	SEC、企業のアニュアルレポートの提出期限を現行の決算後75日以内から60日以内に短縮する規則改正をめぐり、短縮の時期を予定していた12月から延期することを提案。
8/23	SEC、資産運用会社のポートフォリオ・マネージャーに関する情報開示を強化する規則を採択。報酬や利益相反の可能性などが開示されるように。
8/18	ジャナス・キャピタル・マネジメント、投資信託の販売に関する法規違反の疑いをめぐり1億ドルの和解金とコンプライアンス体制の強化でSECと合意。
8/13	グーグル、ナスダックに新規公開（IPO）。公開価格はオークション形式で決定。
8/12	電子取引所のアーキペラーゴ、パシフィック取引所に新規公開。
8/11	シカゴ商品取引所、金・銀先物のオンライン取引を2004年10月6日に開始すると発表。
8/9	シティグループ、ナイト・トレーディングのデリバティブ部門を2.25億ドルで買収することに合意。
8/2	地銀フィフス・サード、ファースト・ナショナル・バンクシェアーズ・オブ・フロリダを15.8億ドルで買収すると発表。
	フランクリン・アドバイザーズ、投資信託の不正販売の疑いで5000万ドルの和解金の支払いとコンプライアンス体制の強化でSECと合意。

2004年 7月

7/27	アナリストの中立性問題で規制当局との包括的和解に参加した大手証券会社、独立系リサーチ会社のレポートの配布を開始。
7/22	ワシントン・ミューチュアル、2500名の人員削減とモーゲージ業務のリテール顧客向け店舗の閉鎖を発表。
7/20	チャールズ・シュワブ、デイビッド・ポトラックCEOが辞任し、チャールズ・シュワブ会長がCEOに復帰すると発表。
7/19	米情報技術サービス大手のエレクトロニック・データ・システムズ（EDS）、バンク・オブ・アメリカおよびフリートボストン・フィナンシャルから、情報ネットワークの統合作業を受注したと発表。契約期間は8年半で、契約総額は11億ドル。
7/14	米国証券取引委員会（SEC）、ヘッジファンド・アドバイザーに投資顧問法に基づく登録を義務付ける規則案を発表。