≪2010年4月～6月≫

2010年 6月

6/30	米下院本会議、金融規制改革法案を可決。
6/26	カナダのトロントで主要20カ国・地域首脳会議（G20サミット）が開催。
6/16	SEC、ターゲット・デイト・ファンドに対してより詳細なディスクロージャーを求める規制案を公表。
	連邦住宅金融局（FHFA）、連邦抵当金庫（ファニーメイ）とフレディマックに対して、ニューヨーク証券取引所での上場を廃止するよう命令。
6/15	シカゴ・オプション取引所（CBOE）、ナスダック証券取引所に上場を果たす。
6/14	シティグループ、カナダのマスターカード事業をカナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース（CIBC）に売却することで合意。
6/11	米財務省、政府による企業救済を目的として導入された不良資産救済プログラム（TARP）により実施された公的資産の返済総額、初めて、融資残高を上回ったことを発表。
6/9	JPモルガン・チェース、中国の証券会社ファースト・キャピタルと合弁で証券会社を設立することを表明。
6/2	IASBとFASB、2011年6月を最終期限として進められている国際会計基準と米国基準とのコンバージェンスの期限を2011年後半に延期することを表明。

2010年 5月

5/26	米国財務会計基準審議会（FASB）､金融商品会計の改訂案を公表。公正価値で測定される金融商品の範囲が拡大することが柱。
	SEC、地方債のディスクロージャーの質を改善するための規制案を承認。
5/18	SEC、5月6日に起こった株価の急落を受け、株価指数だけでなく、個別銘柄の株価が大幅に下落した場合にも取引を一時的に停止するサーキット・ブレーカー制を導入する方針を発表。
5/11	FDIC､大規模な銀行持株会社等の傘下の預金保険対象機関（銀行、貯蓄金融機関）を対象として、コンティンジェント・リゾリューション・プランの策定を求める規則案を公表。
5/10	米連邦準備理事会（FRB）、他国の中央銀行とのドル・スワップ協定を再締結することを公表。
5/9	国際通貨基金（IMF）、ギリシャへの金融支援を決定。金額は300億ユーロであり、融資期間は2010年から3年間。
5/5	連邦住宅金融抵当金庫（フレディマック）、2010年第1四半期の67億ドルの損失を計上。米財務省から106億ドルの資本注入を受ける必要があることを表明。
5/3	ユナイテッド航空とコンチネンタル航空、合併することで合意。

2010年 4月

4/30	インターコンチネンタル取引所（ICE）、英国の気候取引所を約3億9,500万ポンドで買収することを発表。
4/29	国際会計基準審議会（IASB）、公開草案「確定給付制度－IAS第19号」を公表。数理計算上の差異を「その他の包括利益」として即時に認識する提案を含む。
4/26	米財務省、シティグループの普通株式77億株の売却を準備。まずは15億株まで売却する方針。
4/21	アメリカン・エキスプレス、中国商業銀行大手の中国銀行との提携を通じ、世界初の人民元建てのトラベラーズ・チェックを販売することを公表。
4/19	カリフォルニア州職員退職年金基金（カルパース）、シティグループの取締役2人の再任に対して反対を表明。
4/16	SEC、ゴールドマン・サックスに対して、債務担保証券（CDO）の組成と販売において詐欺的な行為があったことを理由に提訴したことを発表。
4/13	連邦預金保険公社（FDIC）、無制限の預金保証プログラムを2010年12月末まで延長することを決定。
4/8	証券取引委員会（SEC）、発行元に対して、5％の保有義務を課すなど、証券化商品についての新たな規制案を発表。