トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 1997年秋号
難航する「米国金融サービス競争法」の審議
林 宏美
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
1. 6月に下院銀行委員会を通過した「金融サービス競争法案」は、下院商業委員会に送付され、7月17日、25日、30日と同委・金融小委員会において、同法に関する公聴会が開催された。証人は一様に、金融サービス業の規制緩和の潮流には賛同を示したものの、1)銀行と一般事業会社との分離の緩和、2)全米金融サービス協議会(新設)の是非などに関して、見解の相違が目立った。

2. 銀行と一般事業会社との分離の見直しに関しては、これまで両者の分離緩和に反対の立場をとっていたグリーンスパンFRB議長が態度を軟化させたことなど、多くの証人が分離緩和の流れに理解を示した。しかし一方では、コミュニティバンクや消費者組合が同事項に対して依然として反対の意を示していることにも注目する必要がある。

3. 新設される全米金融サービス協議会は、独自にファイヤー・ウォールを課す権限を有するなどの強力な権限、そのメンバー構成のあり方を中心に否定的な声が多い。証券業務はSEC、保険業務は州監督当局、銀行業務はOCCやFRBが監督する機能別監督制度に加えて、新たに同協議会を設立する必要がない、との声も多くきかれる。

4. 今後、上に述べた2点を中心に、夏期休会開けの9月、商業委員会にて審議が行われる可能性が高い。証券、保険の主管轄権を握る商業委員会において、銀行委員会の法案にどのような修正が入るのか、今後の展開が注目される。

譫励螳冗セ弱ョ莉悶ョ隲匁枚繧定ヲ九k 遐皮ゥカ蜩。邏ケ莉九∈

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.