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資本市場クォータリー 1997年秋号
ネーションズ・バンクによるバーネット・バンクの買収
沼田 優子
要約
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1. 8月29日、ネーションズ・バンクによるバーネット・バンクの買収が発表された。買収金額は155億ドルで史上最高額。この買収により、資産規模ベースで全米第3位の銀行が誕生することになる。

2. ネーションズ・バンクは、ノース・カロライナ州に本拠を置き、相次ぐ買収により全米第5位までに成長した国法銀行である。近年は証券業務も強化しており、IPOの引受を得意とする証券会社モンゴメリー・セキュリティーズを買収した。

3. 一方、バーネット・バンクはフロリダ州で圧倒的なシェアを誇る銀行である。90年代以降は証券、年金、保険など、取扱い商品を増やし、近年は消費者金融業務やリース業務にも参入した。

4. ネーションズの主な狙いは、市場の拡大が期待されるフロリダ州への進出と、財務の安定化や高収益体制への転換であり、バーネットにとってはスケール・メリットの享受というメリットがある。また、両行の支店やコール・センターの統廃合によるコスト削減も期待される。

5. 米銀の相次ぐ大型合併の背景には、州際業務規制の緩和と情報技術投資負担の増加がある。買収価格の高騰が懸念され、大手行は既に買収した銀行の統合作業も必要ではあるが、大型再編がさらに進む可能性も否定できない。

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