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資本市場クォータリー 1997年秋号
トラベラーズによるソロモン・ブラザーズの買収
沼田 優子
要約
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1. 9月24日、総合金融サービス会社のトラベラーズは、有力投資銀行ソロモン・ブラザーズを90億ドルで買収することを発表した。ソロモン・ブラザーズはトラベラーズ傘下の証券会社スミス・バーニーと合併して、ソロモン・スミス・バーニーとなる。

2. ソロモン・ブラザーズは、自己資本の厚いトラベラーズ・グループの傘下に入ることによって、海外の有力金融機関や米銀などの新規参入者との競争に備えることができる。また、ソロモンはトレーディングが収益の柱となっているため収益の変動が激しく、売買取次業務や資産運用業務を中心とするスミス・バーニーとの合併により、収益を安定させることができる。

3. さらに、米国では、個人資金の株式市場への流入に伴い、個人顧客へのアクセスを獲得することが重要になっている。これまでホールセールに特化していたソロモンは、今回の合併によりスミス・バーニーのリテール網を活用することができる。

4. 一方、スミス・バーニーにとっては、ソロモンとの合併によって、株式から債券まであらゆる部門で高いシェアを持つことができる。新興企業の成長著しい米国では、一つの金融機関であらゆる資金調達ニーズを満たせるような体制が求められている。また、リストラによるコスト削減効果やシナジー効果も期待できる。

5. 投資銀行の買収は今後も継続するとの見方が強い。

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