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資本市場クォータリー 1997年秋号
ドイツ第2位の銀行誕生へ
落合 大輔
要約
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1. 7月21日、ドイツのバイエリッシュ・フェラインス銀行とバイエリッシュ抵当振替銀行が対等合併することを発表した。総資産で見ると、バイエリッシュ・フェラインス銀行はドイツ国内5位、バイエリッシュ・フェラインス銀行は7位で、来年にも正式に設立される新銀行バイエリッシュ抵当フェラインス銀行は、国内でドイツ銀行に次ぐ第2位の銀行となる。また、総資産ベースでは、フランスのクレディ・アグリコルをも凌ぎ、欧州全体でも第2位の銀行となる。

2. 両行は、国内、特にバイエルン州での不動産関連融資と公的機関向け融資を主業務としている点で共通している。今回の合併によって欧州第2位の規模となるものの、合併の狙いはあくまでも国内での競争激化に対応した地元の基盤強化と合理化である。国際展開の積極化や証券業務の強化を目指したものではない。

3. ドイツでは、今後国内の銀行再編が進む可能性が高い。その際、州を超えた合併、業態を超えた合併、公法銀行と民間銀行の合併など、様々な組み合わせが考えられる。どの組み合わせが最もよく機能するかが注目される。また、グローバル・インベストメント・バンク戦略を打ち出すドイツ銀行などが、国内での競争激化によって足下をすくわれる可能性も否定できず、3大銀行の出方も注目される。

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