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資本市場クォータリー 1998年夏号
情報システム活用が進む米国CP市場
大崎 貞和
要約
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1. 米国では、コマーシャル・ペーパー(CP)の発行、流通、償還は、90年に導入された預託信託会社(DTC)のブック・エントリー・システムを通じて行われており、発行の度に手形券面を作成したり、譲渡に際して券面の受渡しを行ったりする必要はない。

2. ダイレクトCPの発行体やディーラー証券会社は、ブルームバーグなどの情報システムを通じて発行条件や発行金額を提示し、注文の受付を電子的に行うシステムも盛んに利用されている。最近では、インターネットの活用も試行されている。

3. 発行体の事務処理やDTCとのやり取りなどには、発行支払代理人(IPA)を務める信託銀行が重要な役割を果たしている。発行体とIPA、DTCをつなぐシステムの整備もまた、CP市場の効率化に大きく貢献している。

4. 我が国においても、昨年のCP市場における「引き受け渋り」ともいうべき事態を機に、CP市場の問題点に関する意識が高まりつつある。情報システムを始めとする市場のインフラ整備は、市場の構造的問題を解決する唯一の処方箋ではないが、米国市場の現状は、我が国における改革にとっても大きな示唆となろう。

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