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資本市場クォータリー 1999年秋号
金融ビジネスのスケール、スコープ、スキル
―メガバンク成功の条件―
淵田 康之,飯村 慎一
要約
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1. 銀行業界や損保業界における統合・合併の発表が相次ぎ、金融ビジネスは、スケールの時代を迎えたようである。この背景は、顧客による取引先金融機関の選別や絞り込みが進展する時代になっていること、そして金融サービス業のITビジネス化である。

2. 金融機関にとっては、スケールをいかに追求するかと同時に、既存の人的スキルをいかにマネージするかの戦略が重要になる。このスケールとスキルのマネージ戦略については、銀行と証券会社においては相違がある。この相違が最近の金融再編の構図にも反映されていると考えられる。

3. 最も大きな変化が求められるのは銀行であり、銀行が今後とも金融再編の震源地となっていこう。特に、オーバーバンキング、低収益構造、過小資本構造といった根本問題をクリアしていくためにも、旧来型ビジネス・モデルが欠いていたリスク−リタ−ン−資本の関係を再構築し、リスクマネージメントを経営の核に据え、かつて米銀が経験したような大胆なフォーカス戦略を基礎としていくことが求められる。

4. フォーカス戦略への思い切った転換によって、特色ある銀行、競争の結果として生ずる分業体制の確立された銀行産業に再構築することである。独自のフランチャイズとビジネスモデルを獲得しなければ金融ビッグバンの勝者とはなり得ないのである。

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