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資本市場クォータリー 1999年秋号
米国における株式の個人投資家向け時間外取引
大崎 貞和
要約
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1. 最近、米国では、個人投資家からニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック市場における株式の通常取引時間(東部時間午前9時半〜午後4時)以外に売買注文を受け付けて執行する証券会社が増加している。時間外の注文は、個人投資家の注文にターゲットを絞った初めての時間外取引システムであるマーケットXTや電子証券取引ネットワーク(ECN)を通じて執行されている。

2. 機関投資家は以前から時間外取引を積極的に行っており、発行会社による重要事実の発表をきっかけとして時間外取引中に株価が急変することもある。しかし、個人投資家はそうした取引からは取り残された形になっていた。

3. オンライン取引の普及で、夜間に売買をしたいという個人のニーズは強まっている。一方、機関投資家向けに時間外取引サービスを提供してきたECN等は、流動性を高めるために個人の注文を取り込みたいと考えている。

4. ECNなどの動きに対抗すべく、証券取引所やナスダック市場も取引時間延長を検討し始めている。

5. しかし、時間外取引は、単純に取引時間を延長すればよいというものではない。個人投資家へのリスクの説明、「終値」の定義付け、ニュースが生じた場合の対応、取引規制の見直しといった検討課題がある。99年10月、NASD、NYSEを中心とするワーキング・グループが、こうした論点に関する提言を取りまとめ報告書として発表した。

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