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資本市場クォータリー 1999年秋号
見直された欧州証券取引所の提携構想
落合 大輔
要約
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1. 99年9月末、ブリュッセルで行われた会議で、ロンドン証券取引所やドイツ取引所を始めとする8証券取引所が、新しい合意を行った。お互いの取引システムを共通ルールに則ったものに修正した上で、ネットワークで結ぶというものである。2000年11月までに一つのインターフェースで各取引所の会員が8取引所の上場銘柄を売買できるようにする。

2. これまで、8証券取引所は、欧州のブルーチップ企業を上場する新取引所を設立することを目指してきた。取引時間の調整など、対応が比較的容易な点については実行されていたものの、新取引所で利用する取引システムをどうするか、あるいは新取引所の持ち分をどう分配するかという問題について妥協できなかった。

3. 妥協できなかった点は、もともと合意がとても困難であると懸念されていた点であり、今回の合意はむしろ現実的な案であると評価することもできる。しかし、各取引所の取引システムを残しながら一つのインターフェースで取引できるようにするのは容易でなく、依然として解決すべき課題は多い。

4. 欧州にも、米国で成功したATS(代替的取引システム)が進出し始めた。ロンドン証券取引所は、他の欧州取引所に遅れながらも株式会社化を検討しており、上場審査権限も新しい金融規制機関であるFSA(金融サービス庁)に委譲する予定である。欧州の証券取引を巡る環境は大きく変化しており、今後の動向が注目される。

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