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資本市場クォータリー 1999年秋号
個人消化を目的とした米国貯蓄国債
林 宏美
要約
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1. 米国では、1935年以来個人消化を目的とした貯蓄国債(Savings Bonds)が発行されており、現在、割引債の一種であるシリーズEE、インフレ連動型のIボンド、EEボンドなどからの乗り換えのみが認められるシリーズHHの3種類が購入可能である。99年第1四半期における米国国債残高およそ3兆7,316億ドルのうち、貯蓄国債は1,865億ドルとなっており、国債全体の5%を占めている。

2. 貯蓄国債は、他の財務省証券同様、デフォルトリスクが極めて小さいことに加えて、最低購入金額の小口化、税制上の優遇など、個人消化を推進するための様々な工夫がなされている。また、ほとんどの銀行及び貯蓄金融機関において購入することが出来、購入から6ヶ月経過後は、いつでも換金が可能である。

3. 個人投資家層に貯蓄国債が普及してきた背景には、1)貯蓄国債の販売経路の一つである給与貯蓄プラン(Payroll Savings Plan)を通じた定期的な買付の定着、2)貯蓄国債の利息の付き方が、段階的に、市場金利動向をより反映したものに変更されたこと、3)貯蓄国債の商品性が個人投資家にとって魅力的な点などが挙げられる。

4. 我が国でも、大蔵省が国債の個人消化を促進しようとする動きを活発化させており、国債の個人消化拡大に繋げられるのかどうか、今後の展開が注目される。

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