トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 1999年夏号
BIS自己資本比率規制見直しの動きについて
飯村 慎一
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
1. バーゼル銀行監督委員会は、信用リスクウェイトの改訂を含むBIS自己資本比率規制に関する市中協議案を公表し、2000年3月末までにパブリック・コメントの受付を行い、同年中に決定する予定である。

2. 市中協議案は、(1)最低所要自己資本の設定、(2)監督上の検証プロセス、(3)市場規律、からなる3つの柱を相互補完的に活用しようとする包括的アプローチを提唱した。

3. 特に重要なのは、最低所要自己資本の考え方である。現行アプローチをベースによりリスク・センシティブな方向で改良したものであるが、その背景にある論議を追えば、自己資本比率規制の将来に向かって新たなパラダイムの進行を見て取れる。

4. 邦銀の反応はいたって冷静なものとなっているが、今後の国際金融市場で生き残るための条件がリスク管理の巧拙に依って立つことは間違いない。自己資本比率規制の新たなパラダイムに対する確かな認識がまずは求められる。

5. 市中協議案の求める金融システムや金融機関の姿と我が国の現状との乖離の現状を踏まえ、将来に残すべき金融システムと金融機関のかたちを自らの生き残り戦略として意見表明していく必要があろう。

飯村 慎一の他の論文を見る

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.