トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 1999年夏号
金融機関のリスク・マネージメントの潮流
―ERMへの動き―
飯村 慎一
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
1. 公的資金注入を受けた大手行は、「経営健全化計画」のなかでリスク管理高度化とROE経営を今後の重要課題としてあげた。BIS自己資本規制下にあって、邦銀のROE経営は、信用リスク管理を基礎とした自己資本のコントロールが重要となっていく。

2. 邦銀が信用リスク・モデル構築に注力する一方で、欧米先進行はオペレーショナル・リスクの計量化及び統合化を着実に進展させつつあり、ERM(Enterprise Risk Management)と呼ばれ始めた全社的リスク管理へと向かっている。

3. システム・ベンダーや大手コンサルティング会社の間で唱えられ始めたERM概念は、単なる包括的システムから「戦略的マネージメント」の重要ツールに変化しつつある。RAROC等のパフォーマンス評価指標に留まらず、EVA等の企業価値や人事・報酬政策にまで発展させようという試みも見られ始めている。

4. リスク管理高度化が必ずしも順調に進捗していない我が国金融機関も、将来の信用リスク・ビジネスを手にいれるために、ERMを、経営戦略の一環としたリスク・マネージメントとして捉える必要があろう。

飯村 慎一の他の論文を見る

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.