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資本市場クォータリー 1999年冬号
ドイツ銀行のバンカーズ・トラスト買収
落合 大輔
要約
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1. ドイツ銀行がついに米国投資銀行の買収を決行した。総資産ベースで米国8位のバンカーズ・トラストを買収することにより、ドイツ銀行はUBSやシティ・グループを抜き、世界最大の銀行となる。

2. グローバル金融機関をめぐる競争は、投資銀行業務を中心に議論されてきたため、今回の買収も、投資銀行業務の強化に焦点が当たっている。もちろん、投資銀行業務の強化も重要な目的の一つではあるが、その他、アセット・マネジメントやカストディ業務といった、規模の経済が働き安定した収益が得られる業務の拡大、銀行業務での強化も視野に入れられている。

3. 今年ドイツ銀行は、今回の買収の他にも、顧客を中心とする組織改正を行ったほか、リテール部門の独立子会社化、クレディ・リヨネ・ベルギーの買収、保有株式の別会社への移管など、大きな決断を必要とする経営戦略を矢継ぎ早に打ち出してきた。グローバル・バンクとしての飛躍への意欲が見られる。

4. これまでところ、今回の買収に対する金融関係者の評価は低い。しかし、カルチャーの融合などの難点を超えずして、成功はありえない。ドイツ銀行の果敢な行動の結果が注目される。

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