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資本市場クォータリー 2000年秋号
合従連衡進む欧州証券決済機関
落合 大輔
要約
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1. 欧州では、証券決済機関の合併や提携が相次いでいる。国際決済機関のセデルとドイツのCSDであったドイツ・ベルゼ・クリアリングが合併してクリアストリームを設立したことが引き金となり、ユーロクリアとシコバムも合併することを決めた。その後のユーロネクストの誕生により、オランダのNecigef、ベルギーのBXS-CIKも、シコバムと合併する。また、ロンドンのクレストはスイスのセガ・インターセトルと提携して、セトルメント・ネットワークをスタートさせた。

2. 通貨統合を最大の要因として、欧州証券市場の統合が進み、内外の投資家はEUを一つのマーケットとして捉えるようになっている。クロス・ボーダーの証券取引需要が高まり、決済効率の向上が求められた。

3. 決済効率化の方法として、(1)決済機関統合、(2)ハブ・アンド・スポーク、(3)CSD間相互リンクの3つが検討されている。

4. 決済効率化のもう一つの方法として、セントラル・カウンターパーティー方式の導入も進んでいる。フランスの清算機関であるクリアネットとロンドンのLCHが合併し、汎欧州のセントラル・カウンターパーティーとなることを目指している。

5. クロス・ボーダー決済の効率化に向けて、今後どのようなモデルが採用されるのか、全く予想できない。ただ、クリアストリームが友好的な合併でできたにも関わらず、システムの共有化に2年以上もかかるということを考えると、欧州クロス・ボーダー決済の効率化は、当面先のことになりそうである。

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