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資本市場クォータリー 2001年秋号
ドイツ銀行によるスカダー買収
落合 大輔
要約
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1. ドイツ銀行とチューリッヒ・フィナンシャル・サービシズ(以下ZFS)は、ZFS傘下の米国資産運用会社であるチューリッヒ・スカダー・インベストメンツを、ドイツ銀行が買収することで合意した。スカダーの評価額は25億ドル(約3,000億円)。ZFSは、ドイツ銀行の保険子会社であるVHDBの発行済み株式のうちドイツ銀行が保有する76%分と、ドイツ銀行のイタリア、スペイン、ポルトガルの3カ国での保険業務を獲得する。これらの評価額は15億ユーロ(約1,650億円)で、差額は現金かドイツ銀行株式で支払う。また、両者は、ドイツ銀行の支店網でZFSの保険商品を中心的に取り扱うなどの業務提携も行う。

2. 今回の買収の背景には、ZFSが業務の見直しによりスカダーを売却することを決めていたことが先にあった。ZFSは1996年以降、相次ぐ買収により資産運用業務の強化を目指したが、99年、2000年と2年連続で減益となり、本業である保険業務への回帰を目指す。

3. ドイツ銀行は、99年のバンカーズ・トラスト買収により、米国の機関投資家向け資産運用業務を強化したことに続き、今回のスカダーの買収により、米国リテール資産運用業務への足がかりをえることになる。

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