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資本市場クォータリー 2002年秋号
ナスダックの日本撤退とその影響
大崎 貞和
要約
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1. 2002年8月16日、大阪証券取引所は、同所が開設するナスダック・ジャパン市場に関する業務協力契約の当事者であるナスダック・ジャパン社が契約解除を申し入れたと発表した。両者間の協力契約は、10月15日をもって解消された。ナスダック・ジャパン市場は名称を改めた上で引き続き大証によって運営されることとなったが、企画会社ナスダック・ジャパン社は、清算されることになった。

2. ナスダック・ジャパンが、市場開設からわずか2年余りで撤退を決断するに至った最大の理由は、市場運営企画会社ナスダック・ジャパン社の経営不振にある。不振の原因は、上場会社数等に関する見通しが甘すぎたこと、人材スカウトや宣伝活動に過大な費用を投じたこと、である。

3. ナスダック・ジャパン構想がわが国のベンチャー株式市場を活性化するきっかけとなったという功績は大きい。しかし、短期間で市場運営を放棄した米国ナスダック、ナスダック・ジャパン社の姿勢は大いに批判されるべきである。

4. ナスダック・ジャパン市場は、12月から「ニッポン・ニューマーケット −ヘラクレス」に衣替えして再出発する。しかし、ナスダックの国際性に惹かれて公開市場を決めた企業が離脱する可能性が指摘されるなど、前途は楽観できない。

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