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資本市場クォータリー 2002年秋号
米国金融機関のエンロン破綻への関与をめぐる議会公聴会
野村 亜紀子
要約
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1. 米国では、2002年7月23日、30日の2日間にわたって、上院政府活動委員会により、米国金融機関のエンロン破綻への関与をめぐる公聴会が開催された。JPモルガン・チェース、シティグループ、メリルリンチの代表が証人喚問された。

2. JPモルガン・チェースとシティグループは、「プリペイド取引」と呼ばれる取引を通じてエンロンの不正会計に加担したという批判を受けた。エンロンが、借入により得た資金を営業活動によるキャッシュフローとして計上したというものだった。

3. メリルリンチは、エンロンからの海上発電船購入を通じて、エンロンの不正会計に加担したとされた。その他にも、エンロン担当アナリストの処遇をめぐり、同社のアナリストの中立性に対し疑問が提示された。

4. JPモルガン・チェース、シティグループ、メリルリンチのいずれも、エンロンに対し会計処理に関するアドバイスを与えたことはなく、エンロンの会計処理は同社の責任であることを主張し、不正会計への関与を否定した。

5. 今回の公聴会では、米国を代表する巨大金融グループ3社の不正関与が指摘された。エンロン破綻問題を契機に、米国金融ビジネスのあり方についての様々な論点が出されようとしている。

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