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資本市場クォータリー 2002年秋号
銀行サービスを強化するメリルリンチ
沼田 優子
要約
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1. 米国大手証券会社のメリル・リンチは2000年に、証券総合口座(CMA)の仕組みの中で、マネー・マーケット・ファンド(MMF)に自動的に投資されていた短期資金を、系列銀行の預金口座に預けるようにした。その結果、同社の預金残高は2001年から700億ドルを越え、準大手クラスの銀行に匹敵する規模となった。

2. 同社が預金を提供する目的は、(1)顧客との関係強化、(2)収益の安定化、(3)資金調達の多様化等である。すなわち預金提供は、同社の資産管理型営業の延長に位置づけられる。ただし従来から、他社の預金などもメニューの一つとして取りそろえていた同社が今回、自社預金の本格提供にまで踏み込んだのは、預金を自らのバランス・シートに計上するメリットを見いだしたためと推測される。

3. 現在、預金の大半は有価証券で運用されており、ローンの比率は小さい。ただし同社は今後、ローン・ビジネスを強化すべく、中堅企業向け貸付を行う会社を設立したり、顧客がオンライン上で貸付申請を行うことのできるサービスを導入している。

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