1. 米国の個人向け資産運用ビジネスにおいて、機関投資家並みのプロフェッショナルな運用と、ミューチュアル・ファンド等では実現できていなかった、個々の投資家の事情に対応したサービスを提供するプログラムとして、証券会社によるセパレート・マネージド・アカウントが拡大してきている。
2. 機関投資家や富裕層向けに、マネージド・アカウントとして個別勘定で運用されてきていたものを、個人投資家向けにアレンジしたラップアカウントが以前より存在していたが、セパレート・マネージド・アカウントの範疇では更にカスタマイズされたプログラムとして認識されてきている。
3. セパレート・マネージド・アカウントのコンセプトとセグメント、各プログラムの仕組みの説明を行っていき、ブローカーの役割についても考えてみる。更に、今後のセパレート・マネージド・アカウントの動向についても想定をたててみる。
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