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資本市場クォータリー 2003年秋号
米国社債市場で高まるボンドIRへの期待
岩谷 賢伸,平松 那須加
要約
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1. ボンドIRとは「発行体による、既存のもしくは潜在的な社債投資家やセルサイドのクレジット・アナリストとのコミュニケーションを指す。本稿では、米国のボンドIRの現状や効果などについて、現地でのヒアリング調査を元に紹介する

2. エンロンやワールドコムの破綻後を契機に、米国では投資家側からボンドIRに対する需要が高まっている。背景には(1)社債市場における投資リスクの高まり、(2)格付けに対する信認の低下、(3)運用機関のクレジット・リサーチの強化がある。

3. 従来ボンドIRへの関心が低かった企業もその重要性を感じ始めている。格付け会社対応と起債時のロードショーという「従来型ボンドIR」から発展し、より積極的な「応答型ボンドIR」や「開拓型ボンドIR」に取り組む企業も現われている。

4. エクイティIRとボンドIRは活動の手法や内容に相違がある。また、積極的なボンドIRを行う企業ではボンドIR担当者が指名され、起債時以外にも社債投資家を訪問するなど能動的に投資家に接触する。ボンドIRには(1)投資家層の拡大と安定化、(2)信用危機発生時の投資家確保、(3)資本コストの低減などの効果が期待される。

5. わが国でも、過去1、2年、ボンドIRを積極的に展開する企業が現われ始めている。ボンドIRに取り組むに当たっては、(1)社債投資家を把握すること、(2)継続して行うこと、(3)経営陣がイニシアチブをとることが重要である。

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