トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 2003年春号
英国における社外取締役の役割
─コーポレート・ガバナンスに関する「ヒッグス報告書」について─
橋本 基美
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
1. 1992年のキャドベリー報告書以来、英国のコーポレート・ガバナンス規制は、ガバナンス原則と最善の行為規範を各企業が順守しているか、順守していなければその理由を説明させるというスタイルを取っている。そのため、法律で画一的に定めるよりも、ガバナンスを取り巻く情勢の変化に応じて柔軟に問題点の整理と原則や行為規範の修正が行われるようになっている。

2. 米国企業エンロンの経営破たんを契機に、英国でも、同様の事件が起きないよう、自国におけるガバナンスの検証が行われ、2003年1月に英国企業における社外取締役の役割と有効性を検証するヒッグス報告書が公表された。

3. ヒッグス報告書は、社外取締役の役割を明確に定めること、取締役会議長とCEOとの兼任禁止、社外取締役への研修義務づけなど、取締役会の独立性と専門性を高めるよう統合規範を修正することを勧告している。

4. わが国でも、商法改正に伴い、ほとんどの上場企業が社外取締役や社外監査役を増員する必要がある。今後、社外取締役や社外監査役にどのような資質や役割を求めるべきかを検討するに当たり、英国の取り組みは大いに参考になるだろう。

橋本 基美の他の論文を見る

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.