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資本市場クォータリー 2005年春号
米国金融コングロマリットの資本再配分の動き
沼田 優子
要約
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1. 2005年第1四半期は、シティグループ、アメリカン・エキスプレス、モルガン・スタンレー等、多様な業務を手がける米国の金融グループが、事業の一部を手放す動きが相次いだ。また、金融業ビジネスを収益の大きな柱とする事業会社のGEも、保険部門を段階的に切り離している。

2. これらのケースにおいては、事業撤退の目的として、「資本の再配分」が、挙げられている。高収益・高成長事業への投下資本を確保するために、低収益・成熟産業からは機動的に撤退する、というのである。

3. コングロマリットは、通常は非効率な資本配分を行うため、評価が相対的に低いと言われる。しかしその一方では、卓越した経営手法を確立し、「コングロマリット・ディスカウント」を克服する程の株主価値を創造し続けている事業会社も存在する。

4. 従来、多角化を厳しく制限されてきた金融業界のコングロマリットは、全般的に、株主価値の構成要素全てを増加させるような戦略を取っていない、との見方もある。しかし金融グループも、「積極的な資本配分」システム等、事業会社に倣って先進的な経営手法を取り入れつつあることは、注目に値しよう。

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