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資本市場クォータリー 2006年秋号
注目を集めるバイアウト・ファンドの上場
岩谷 賢伸
要約
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  1. 近年、企業買収に投資するプライベート・エクイティ・ファンド(バイアウト・ファンド)の活動が急速に活発化する中で、欧米プライベート・エクイティ・ファームは、ファンドの資金調達における公開資本市場の活用を模索している。


  2. 2004年4月には、アポロ・マネジメントが米国の事業開発会社を使うスキームでメザニン・ファンドをナスダックに上場し、2005年3月には、リップルウッドがバイアウト・ファンドを持株会社化してベルギーのユーロネクスト・ブリュッセルに上場した。


  3. 続いて、2006年5月にはKKRが、8月にはアポロ・マネジメントがそれぞれバイアウト・ファンドをオランダのユーロネクスト・アムステルダムに上場した。


  4. 上場バイアウト・ファンドは、運用資産の多くをKKRやアポロ・マネジメントの他のバイアウト・ファンド等に投資することになっており、実態としてはファンド・オブ・ファンズに近い。


  5. バイアウト・ファンドを上場するメリットには、(1)永久資本を獲得出来ること、(2)小口の個人投資家など従来とは異なる投資家層から資金を集められること、(3)流動性を付与出来ること、などがある。


  6. ユーロネクスト・アムステルダムが上場先として選ばれた理由には、(1)情報開示規制が緩いこと、(2)投資分散規定が厳しくないことなどが挙げられる。


  7. 上場バイアウト・ファンドは、キャッシュ・ドラッグ、情報開示、利益相反などの点で依然課題を抱えており、上場以来の株価のパフォーマンスは冴えない。

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