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資本市場クォータリー 2006年秋号
拡大するイスラム金融とアジア市場への意義
浦出 隆行
要約
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  1. 原油価格高騰や中東における富裕層拡大を背景に、中東資金の動きが活発化している。その受け皿としてイスラム金融市場が拡大しつつあり、アジアにおいても中東資金の取り込みを図った市場整備が進められている。


  2. イスラム金融とは、「シャリア」と呼ばれるイスラム法に則った金融取引であるが、その多くは現代的な再解釈を行なうことで、従来型金融と大差ない経済効果の取引が可能である。また、そうした取引を行なうために必ずしもイスラム教徒である必要はない。


  3. アジア域内における資産運用ハブを目指すシンガポールも、非イスラム国ではありながら近年急速に制度整備を進めており、銀行業務のほか、不動産投資ファンド、株式投資ファンド等の市場が拡大しつつある。


  4. こうした非イスラム圏におけるイスラム金融市場の拡大は、資本フローがグローバル化していることの表れともいえよう。


  5. わが国との間でも、イスラム圏でのファイナンスや不動産投資商品等を通じて、徐々に接点が生まれ始めており、今後、ASEAN各国証券市場の連携といった動きの中で、イスラム金融が存在感を高めてくる可能性もある。

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