トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 2006年夏号
アセット・クラスとして拡大するインフラストラクチャーへの投資
瀧 俊雄
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
  1. 2006年に入ってから、政府が保有するインフラストラクチャーもしくはその事業運営権を民間部門が保有し、投資家が同事業に対して資金を直接もしくは間接的に供給する、という一連の投資手法が注目を集めている。


  2. アセット・クラスとしてのインフラ資産は、長期に渡ってキャッシュフローの予見可能性が高く、インフレ連動、株式との低相関、といった特性を有する。リスク・リターン特性はインフラの種類・発展段階にもよるが、債券と株式の中間に位置し、不動産にやや近いともいえる。


  3. これらの特性から、年金基金等の運用資金との適合性は高いと考えられる。オーストラリア及びカナダの年金基金においては、「インフレ感応型資産」の一部として、インフラ資産にポートフォリオの一定割合(10〜25%)を配分する動きが出てきている。


  4. アレンジャー側のビジネスを見ると、従来はオーストラリアにおいてノウハウを蓄積したマッコーリー・グループがプレーヤーとしては独占的な地位にあった。しかし、最近ではバイアウト型のプレーヤーも登場するなど、同ビジネスにおける競合と多様化が進んでいる。


  5. 日本においても公共サービスや国有資産の民間開放に向けた動きが活発化する中、今後のプレーヤー動向は注目されよう。

瀧 俊雄の他の論文を見る

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.