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資本市場クォータリー 2006年夏号
米国で急拡大を遂げるライフサイクルファンド
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長島 亮
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- 米国で、投資家の年齢やライフサイクルに合わせて資産配分を決定・変更する要素を持つライフサイクルファンドの市場拡大が顕著となっている。ライフサイクルファンドの総資産は1,670億ドル(2005年末)に拡大した。
- ライフサイクルファンドは、当初はターゲットリスクファンドを中心に普及したが、最近はターゲットイヤーファンドの拡大も著しい。この背景には、ベビーブーマー層の資金動向や、米国の個人投資家が長期的なアセット・アロケーションに関心と理解を持ち始めたことがあると考えられる。
- 米国のライフサイクルファンド市場では、確定拠出型年金プランを通じた投信販売で強大なマーケティング力を有するフィデリティとバンガードの2社が高いシェアを有しており、バンガードはターゲットリスクファンド、フィデリティはターゲットイヤーファンドでトップの座を確保している。
- ライフサイクルファンドが、長期の資産形成に有効な投資商品として拡大している米国での経験は、わが国の金融機関にとっても示唆に富むものと思われる。
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