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資本市場クォータリー 2006年冬号
業容を拡大するドイツの郵便貯金銀行ポストバンク
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林 宏美
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- ドイツの郵便貯金銀行ポストバンクは、2005年10月25日に建築貯蓄金庫としてドイツ第2位のBHWグループの吸収を発表したのに続き、同12月20日にはドイツ・ポストから主要な郵便局店舗網850箇所を買い取ることを公表するなど、最近相次いで業容拡大の動きに出ている。
- ポストバンクは、郵便局店舗だけに依存しないで、複数の販売チャネルを並存させる「マルチ・チャネル戦略」のもと、主に一般的な金融商品を組み合わせることで、様々な顧客ニーズに合致する商品・サービスを提供することを目指している。また、一般的な商品には飽き足らない、比較的高度な助言を求める顧客層に対しては、質の高い投資アドバイスを提供できる体制づくりにも注力している。
- BHWグループの買収は、販売チャネル面、取り扱い金融商品面の両者を充実させることにつながる見込みである。
- もっとも、リテール顧客に対するクロスセルを増やすことは、数多くの金融機関が目指しているところであり、郵便貯金銀行のポストバンクがどのようにして差別化したサービスを展開していくのか、今後が注目されよう。
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