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資本市場クォータリー 2007年秋号
ABNアムロ買収はRBS連合案で決着
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林 宏美
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- ABNアムロ買収をめぐっては、2007年4月より、いずれも英国の四大銀行であるバークレイズとロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)連合による争奪戦が繰り広げられてきたが、10月5日にバークレイズがABNアムロの買収提案を撤回したことによって、RBS連合で決着した。
- RBSとスペインのサンタンデール・セントラル・イスパノ銀行、ベルギーのフォルティスの3銀行で構成されたRBS連合は、買収後にABNアムロを分割し、各行が必要としている地域や業務をそれぞれ獲得することによって、既存の業務を強化することを目指す。
- 欧州では、既に内外のM&Aによって、規模の拡大と機能の多様化を相当進めている金融機関が少なくない状況を鑑みると、今後大手金融機関連合が一つの金融機関を買収後分割する可能性が高まると見る向きもある。しかしながら、被買収先の業務の中で取得したい部分が重複しないことをはじめ、買収成立には様々な条件を満たす必要があり、一筋縄ではいかないであろう。
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