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資本市場クォータリー 2007年春号
「21世紀の米国資本市場規制に関する委員会」が見た課題
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関 雄太
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- 2007年3月12日に、全米商工会議所「21世紀の米国資本市場規制に関する委員会」が、米国資本市場の規制改革を提言する報告書を発表した。本報告書は、「資本市場規制に関する委員会」の中間報告、2007年1月22日にニューヨーク州・市が発表した「ブルームバーグ・シューマー報告書」に続く、包括的な資本市場規制の改革を求める有識者提言の第三弾である。
- 提言には、SECの組織改革や証券訴訟制度の改革などの他、確定拠出型年金プランの改革、四半期業績予想発表の中止などの提案も含まれている。
- SECや議会の反応は必ずしも同意的ではないが、今後の資本市場規制改革にどのような影響が出てくるのかが注目される。また本報告書は、米国資本市場が抱える規制面の課題を包括的に描いたものとして、日本の市場関係者からも注目を集めよう。
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