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資本市場クォータリー 2008年春号
米国財務省が明らかにした金融規制改革の構想
−競争力強化の観点からの規制構造改革案の提示−
小立 敬
要約
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  1. 米国財務省は、2008年3月31日、「現代化された金融規制構造のためのブループリント)」と題する米国の金融規制改革に関する提言書を公表した。これは、ポールソン財務長官が、米国の金融・資本市場の国際競争力を維持・向上するための行動計画として策定することを明らかにしていたものである。ブループリントは、短期、中期、長期の時間軸に分けて金融制度改革に関する提言を行っている。
  2. サブプライム問題に直接対応する短期的提言は、(1)大統領府金融市場作業部会(PWG)の機能、(2)モーゲージ市場における適切な監督規制、(3)連邦準備制度(FRS)による流動性供給という三つの論点に絞って提言が行われている。
  3. 中期的提言は、銀行、保険、証券、先物取引といった現在の機能別規制の枠組みの維持を前提としながら、証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)の統合を含む証券規制と商品先物規制の一本化、また、保険に対する連邦レベルの監督規制の導入など、特定の金融セクターを対象に規制の重複の撤廃など規制の現代化を図ることを目的としている。
  4. 長期的提言では、(1)市場の安定性に責任をもつ規制機関、(2)プルーデンスを担う規制機関、(3)業務行為を監督する規制機関から構成される「目的ベースの監督規制」という概念的なモデルが示されている。これは、機能別に分かれている現在の規制機関を再編し、市場の安定性、プルーデンス(健全性の維持)および消費者保護を図る業務行為という金融規制の最も重要な規制の目的に対して責任をもつ規制機関をそれぞれ設けるという挑戦的なアプローチである。

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