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資本市場クォータリー 2008年春号
米国における金融規制のあり方とプリンシプルの議論 -ファイナンシャル・サービス・ラウンドテーブルの提言-
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小立 敬
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- 2008年1月28日、米国の金融サービス業者を代表する業界団体であるファイナンシャル・サービス・ラウンドテーブルが、「米国の金融の競争力のためのブループリント」を公表した。米国の競争力低下の懸念を示したものとして、(1)資本市場規制委員会の「中間報告」、(2)ニューヨーク州・市の「ブルームバーグ・シューマー報告書」、(3)全米商工会議所の提言書に続くものである。
- サブプライム問題が深刻化していく現在の状況では、金融業の競争力の問題に関する政策上のプライオリティが低下していることは否めないが、2008年3月31日、米国財務省から「現代化された金融規制構造ためのブループリント」が公表され、規制改革に関する議論が再び注目を集めている。
- ファイナンシャル・サービス・ラウンドテーブルのブループリントの特徴は、先行する提言書で示された分析や議論を土台に、米国の金融規制のあり方をテーマとしており、主な提言としてプリンシプルの導入と金融機関が単一の規制当局の監督を選択できる免許(チャーター)の創設などを謳っている点である。これらの提言は、後に公表された財務省のブループリントで示された提言を先取りするものであった。
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