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資本市場クォータリー 2008年春号
世界第二の規模を誇るフランス投資信託市場
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井上 武
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- フランスの投資信託市場は規模では米国についで世界第2の市場であり、GDPや一人当りの数値で見ると米国とほぼ同等の水準となっている。
- MMF等の短期の商品やバランス型、保証型といった商品のウェートが高く、保険商品経由で保有されるものも多い。
- これらの特徴は、フランスにおける過去からの貯蓄優遇策の変遷や大手ユニバーサル・バンク中心の販売チャネルといった状況を反映したものである。
- フランスでは投資信託に投資できる各種の貯蓄優遇策があるが、2004年には欧州で初めて米国の401kに類似した確定拠出型年金が導入された。
- 大手中心で販売偏重であったフランスの投資信託市場の競争環境は、年金、保険商品、投資信託で複数商品のパッケージ化が進むにつれて、販売チャネルを持たない外資系やサード・パーティにとっても参入しやすい環境へと変化しつつある。
- 2007年のフランス投資信託市場はサブプライム問題の影響を大きく受ける結果となったが、長期的に貯蓄手段として投資信託を活用していくという政府の方針は明確であり、今後とも市場の拡大は続くであろう。
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