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資本市場クォータリー 2008年夏号
米国銀行セクターの収益を圧迫するノンパフォーミング資産問題
関 雄太
要約
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  1. 2008年5月以降、米国金融機関の株価が軒並み下落している。特に株価下落が大幅な銀行セクターでは、ノンパフォーミング資産(延滞資産、不良資産)の急増が懸念となっている。
  2. ノンパフォーミング資産は、証券化を前提としない、銀行バランスシートに計上されているローンの延滞・焦げ付きであり、償却・引当負担を通じて商業銀行の収益を悪化させる。また、住宅ローンの中でも、借り手の信用力が低くはないプライムローンからの延滞債権が増加しており、これまでのサブプライム住宅ローン、証券化商品という範疇を超えて、広範な影響が発生する可能性がある。
  3. 中小規模の地銀などが近年注力してきた建設・開発ローンの不良化に伴う悪影響や混乱も、懸念されている。
  4. ノンパフォーミング資産問題の今後の広がりについては、まだ不透明な部分が多いが、米銀が利ざや回復を通じて、増大するクレジットコストを吸収できるのか、資本不足問題が加速するのかといったことが注目されよう。
  5. さらには、ノンパフォーミング資産問題は、単に短期的な収益圧迫要因となるだけでなく、米銀の収益源・収益獲得モデルの抜本的な見直しを迫る問題になる可能性があり、各行の対応が注目される。

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