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資本市場クォータリー 2008年夏号
中国におけるプライベート・エクイティ市場の現状
神宮 健、神山 哲也
要約
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  1. 中国におけるプライベート・エクイティ(PE)市場は拡大しており、2006年には投資額が144.6億ドルに達した。このような成長を受け、世界の機関投資家は中国PE市場への投資を増加させている。
  2. 中国PE市場は、国内の資本市場が十分に整備されない中で、海外IPOがエグジットになる形で発達してきた。海外IPOに対する規制は、過去10年間、二転三転してきたが、2006年9月以降、海外IPOによるエグジットは難しくなっている。
  3. 近年では、非流通株改革や、会社法及び証券法の改正を経て、国内資本市場の整備が進んできた。PE関連の法律も、外商投資創業投資企業管理規定、創業投資企業管理暫定弁法、パートナーシップ企業法等が出揃い、2008年には創業板上場管理弁法の草稿も発表され、国内PE市場が発展する土台が作られている。
  4. 現状の中国PE市場における投資手法を見ると、主にベンチャーキャピタル投資となっており、他のアジア市場と比較して、企業のライフサイクルの早い段階で投資する市場と言える。エグジットは、過去の成功事例が多いことなどもあり、IPOが多い。
  5. 主要プレイヤーは外資系PEファームであるが、彼らが中国に投資する際には、規制ないし政府の介入の問題がある。例えば、カーライルによる徐工集団工程機械の買収に見られるように、当局が規制を裁量的に運用する例も見受けられる。
  6. 投資対象セクターは、主にIT関連となっているが、近年は国内消費市場の拡大を受けて、それ以外のセクターへの投資も増えている。また、バイドゥやアリババに見られるように、米国で実績のあるビジネス・モデルへの投資事例が目立つのも特徴である。
  7. 政府当局が国内市場上場を優先する方針を採用していることもあり、今後、国内市場への上場が重要になっていこう。しかし、経済情勢次第では政府当局が方針を転換する可能性もあるため、中国PE投資に当たっては、引き続き規制の動向に注目する必要がある。

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