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資本市場クォータリー 2008年冬号
シティグループの格下げと「スーパーシニア問題」
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関 雄太
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- サブプライム住宅ローンの延滞・デフォルト増を契機とした一連のクレジット危機は、シティグループなど欧米の大手金融機関に大きな影響を与えている。
- シティグループもサブプライム関連資産で大量の評価損を計上したが、その大部分はCDO(債務担保証券)のスーパーシニア(弁済順位最上位の債券)から生じたものである。すなわち、証券化の途中でマーケットが崩壊したために生じた原債権の評価損(ストラクチャリング関連損失)ではなく、保有有価証券の評価損になっている点に注意が必要である。
- またシティグループは、SIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)を簿外の特別目的事業体(VIE)とし、流動性供給の必要性もないとしてきたが、取り扱いを徐々に変えてきている。
- この2つの問題を背景に、金融市場ではシティグループの自己資本比率低下が懸念されており、今後のシティの対応、資本政策の成否が注目されている。
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