トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 2008年冬号
米国における国際株式ファンドへの資金流入とキャピタル・リサーチの躍進
岩井 浩一
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
  1. サブプライム問題の影響が懸念される状況にあって、米国投資信託市場が拡大を続けている。投資信託の純資産残高は2007年11月末には12.1兆ドル(1,331兆円、1$=110円換算)に達している。市場拡大のなかで、海外株式を中心に運用する国際株式ファンドへの資金流入が目立っている。
  2. 国際株式ファンドへの資金流入の背景には、海外株式の投資リターンが米国株式に比べて高い状態がこの数年続いてきたこと、国際分散投資のメリットについての認識が米国の個人投資家層に浸透してきたことが考えられる。株式ファンドへ投資する個人のうち国際株式ファンドを保有する比率は今や6割にも達しており、国際株式ファンドが身近な運用商品となっている。
  3. 国際株式ファンドへの資金流入の動きは、運用会社の競争力や経営戦略へも影響を与えている。海外株式運用に定評のある会社の運用残高の増加が目立っているほか、国際株式ファンドの商品開発を進める動きも進んでいる。
  4. 運用会社のなかでもキャピタル・リサーチの躍進が著しい。同社の国際株式ファンドへは他社を圧倒する資金が流入しているほか、2007年9月末時点の国際株式ファンドの残高上位4ファンドは全て同社の運用するファンドとなっている。躍進の背景としては、全米最大級の運用残高を誇る知名度に加え、良好な運用パフォーマンス、更には、顧客への商品説明を重視し、フィナンシャル・アドバイザーを経由した対面販売だけに特化してきたことを指摘できる。
  5. 今後どのような商品が開発されるのか、国際株式ファンドを通じた国際分散投資が更に進展するのか、また、業者間の競合関係がどのように変化するのか、世界最大の米国投資信託市場の動向が引続き注目される。

蟯ゥ莠輔豬ゥ荳縺ョ莉悶ョ隲匁枚繧定ヲ九k

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.