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資本市場クォータリー 2009年秋号
米国の社債市場の検証とわが国社債市場を取り巻く環境変化について
井潟 正彦、瀧 俊雄、吉川 浩史
要約
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  1. 米国社債市場の規模は2009年3月末に6.7兆ドルと、MBS(8.9兆ドル)に次ぎ、6.6兆ドルの財務省証券をも上回る。銀行の資金仲介機能が低下し、企業の資金調達手段として拡大した結果である。
  2. 米国社債市場は、ハイ・イールド債も含め、安定した発行に支えられている。米国大企業は幅広い業種で、長期有利子負債の多くを社債で調達しており、銀行借入に依存するわが国企業とは大きく異なっている。
  3. 投資家に目を向けると、米国では投資信託による社債投資残高が20年間で19倍に増加した。投資信託による間接保有を含むと、個人が米国社債のほぼ四分の一を保有していることになる。個人による社債直接投資の増加には、個人向け社債投資プラットフォームの貢献もあったとされている。
  4. また、米国年金基金の中には、ハイ・イールド債への投資を積極的に行うところもある。
  5. わが国社債市場の活用が進まないことについて様々な課題が指摘されているが、今般の金融危機を受け、金融機関に対する自己資本比率やレバレッジ比率の規制強化、確定給付年金の積立不足増加や退職給付会計の即時認識の導入を受けた確定拠出年金への移行、といった環境変化で過去の米国のように社債市場の拡大が促されざるを得ないのではないか。
  6. 今後、企業の社債による資金調達の増加や、個人の投資信託を経由した社債投資の拡大、非居住者の利子非課税措置の導入による海外投資家の資金の流入を通じた、わが国社債市場の発展が期待される。

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