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資本市場クォータリー 2009年秋号
中国の創業板市場について
神宮 健
要約
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  1. 中国では、長らく導入が待たれていた新興企業向け市場「創業板」が創設され、10月にも深せん証券取引所で動き始める。2001年頃、先進国でのITバブルの崩壊を受けて、創業板市場設立の話が立ち消えになった経緯があり、創業板は約10年の年月を経て漸く日の目を見ることになる。
  2. 創業板が設立されたことで、中国の株式市場は、メインボード、(メインボード内の)中小企業板、創業板、新旧三板、及び財産権取引所の一部という多層構造となる。
  3. 中国証券監督管理委員会は2009年3月31日、「株式新規公開発行・創業板上場管理暫定弁法」(5月1日実施)を発表した。その後、関連の弁法・規定が発表され、7月からは上場申請の受付けが始まり、10月中旬時点で、創業板市場での上場・取引開始は秒読みに入っている。
  4. 創業板は、「自主創新(革新)と成長型の創業企業」に資金調達の場を提供するものである。上場条件は低くなる一方で、リスク回避策が打ち出されている。専門の発行審査委員会が設けられ、また、スポンサー証券会社を含む発行側各主体の責任も強化されている。さらに、適格投資家制度を導入し、個人投資家のリスク受容度も考慮している。
  5. 創業板の設立は、PEファンド等の投資にエグジットの機会を提供する。中国におけるPE投資の難点の一つはエグジットであり、これまでは、海外上場が主であった。国内貯蓄が過剰な中で企業の資金調達の国内回帰が叫ばれており、創業板設立はそうした要請にも応えるものとなる。

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