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資本市場クォータリー 2009年春号
FASBによる時価会計及び減損会計の緩和策発表
岩谷 賢伸
要約
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  1. 2009年4月9日、米国財務会計基準審議会(FASB)は、金融資産の時価評価と保有債券の減損処理の基準を緩和するガイダンスを発表した。
  2. 金融資産の時価評価に関しては、市場が活発でないことを示す指標が追加的に多く明示されたことにより、金融機関等の財務報告者が、保有金融資産を独自のモデルを用いて評価する裁量が拡大した。
  3. 保有債券の減損処理に関しては、信用力の悪化を原因とする価値の毀損部分のみ損益に計上し、流動性不足などその他の要素を原因とする価値の毀損部分は包括損失に含め、株主資本のみを減少させればよいケースが提示された。
  4. 一連の緩和策は、保有金融資産の再評価や減損金額の圧縮を通して財務報告者の収益にプラスの影響を与えると考えられるが、投資家などからは財務情報の透明性や質が更に低下するという批判が上がっている。金融機関側でも、証券化商品を含む保有金融資産については既に大幅な評価減を済ませており、今回の緩和策は遅きに失したという意見もある。今後の金融機関の実務対応が注目される。

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