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資本市場クォータリー 2009年春号
米国金融リテール戦略における行動ファイナンスの活用
神山 哲也、服部 孝洋
要約
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  1. 行動ファイナンスとは、個人の心理や価値観といった非合理的要因が、経済的意思決定や市場価格に与える影響を分析するものである。米国金融機関では、行動ファイナンスの知見をリテール戦略に活用している事例が見られる。
  2. JPモルガン・アセット・マネジメントは、多くの個人に見られる自信過剰と損失回避願望という心理を逆手に取り、バリュー戦略とモメンタム戦略を組み合わせたファンドを運用している。また、富裕層向けマーケティングにおいては、文化人類学者の協力を得て、個人の価値観という観点から顧客を5つに分類し、それぞれに訴求力のあるマーケティング手法を編み出している。
  3. バンク・オブ・アメリカは、個人がクレジット・カードを使用する場合の端数をマッチング拠出付きで自動的に貯蓄に回すサービスを提供している。これも、多くの個人が自主的に貯蓄しない性向を捉えたものであり、行動ファイナンス学者から高い評価を得ている。
  4. わが国では、行動ファイナンスの知見が金融実務に活用されているとは言い難い状況にある。他方、少子高齢化が進み、個人による資産運用の重要性が増しているわが国では、金融機関が如何に個人の投資判断を適切にサポートしていくかが問われている。米国金融機関が専門家の知見を活用しつつ行動ファイナンスを活用している事例は、わが国金融機関にとって参考になるものと思われる。

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