|
|
|
|
資本市場クォータリー 2009年春号
フランス金融市場庁(AMF)によるMMF規制改革
|
齋田 温子
|
|
|
- 世界第二の規模を有するフランスの投資信託市場では、MMFが残高全体の4割程度を占めている。ここ数年は一般的なMMFに加え、高格付けの証券化商品に投資する、いわゆるエンハンスドMMFが投資家の人気を集めていた。
- しかし2007年下半期には、一部のエンハンスドMMFの解約停止をきっかけに、MMFから資金が大量に流出するといった事態が生じた。これは、そもそもフランスを含む欧州でのMMFの定義が曖昧であったこと等が背景にある。
- そこでフランス金融市場庁は、MMFの定義の厳格化と透明性を高めることを目的とした規制改革案を2009年2月24日に公表した。改革案には、(1)MMFの投資対象基準の厳格化、(2)投資家への情報開示方法の明確化、及び(3)マーケティング基準の厳格化の3項目が盛り込まれている。
- この規制改革案に対しては、MMF市場の透明性が促進されるとの評価がある一方で、運用資産の制約条件の厳格さに欠けるといった指摘もなされている。
|
PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶 縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
|
|
|
|