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資本市場クォータリー 2009年春号
独立系アドバイザーから見た米国の個人向け証券市場
−2009年1月のチャールズ・シュワブ調査より−
沼田 優子
要約
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  1. RIA(Registered Investment Advisor−個人向け投資顧問業者)と呼ばれる独立系アドバイザーを間接的な対面型証券営業チャネルとして組織するチャールズ・シュワブは、2009年3月4日に定期的に行っているRIA調査の結果を発表した。
  2. 同報告書によれば、金融危機のまっただ中の2008年7月〜2009年1月、91%のRIAが新規に資産を獲得しており、その源泉の45%は、伝統的証券会社から移管してきた顧客であった。
  3. この調査は、RIA及びその顧客という極めて限られたセグメントの行動を明らかにしたものではあるが、金融危機の影響を被った現在こそ、信頼できる地域密着型の証券専門家からのきめ細かいアドバイスが求められているという姿が浮かびあがる。

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